米タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のある100人

The 2005 TIME 100
 ブッシュとクリントンの新旧大統領、ビル・ゲイツ、スティーヴ・ジョブズなど。政治家ではマンモーハン・シン(インド)、胡錦濤(中国)、マンデラとムベキの新旧大統領(南ア)が選ばれているが、小泉とシュレーダーはなし。このあたりが「安保理改革の必要性」の実情だと思われるが、いかがなもんか。財界人はトヨタ自動車渡辺捷昭次期社長が選ばれているが、これは一種の先物買い? 一方、サムソンの李健煕は国際的な知名度も十分で、ここでもちょっと日本の凋落を感じる。日本人としてはほかに宮崎駿が選ばれている。あとは世界社会フォーラムでおなじみなのは反米主義のアイドルであるウゴ・チャベス大統領(ベネズエラ)、メアリー・ロバートソン(前国連人権高等弁務官、元アイルランド大統領)とか言わずとしれたマイケル・ムーアとか…。もちろんこれはタイムという、アメリカのメディアから見た「重要性」だが、「アメリカ」に都合のいい人物が選ばれているわけではないわけである。そんなわけで、キム・ジョンイルとアル・ザルカウィも入選。ちなみにオサマ・ビン・ラディンは落選の模様。ネットでは記事そのものは読めないのでたまには買うかな、と思ったり…