金持ちのリスト

Hometown of the richest
 今年もフォーブス誌の金持ち400人が発表されました。一位は言うまでもなくビル・ゲイツウォーレン・バフェットポール・アレンが続いて、その後は8位までウォールマートの創業者一族ウォルトン家の面々。9位にデルのマイケル・デル、10位にオラクルのラリー・エリソン、11位にマイクロソフトのスティーヴ・バルマー。Appleジョブズはだいぶさがって74位。Googleコンビのセルゲイ・ブリンラリー・ペイジ(38位と43位。ちなみに二人とも31歳は最年少ランクイン)やインテルゴードン・ムーア(49位)にも負けています。しかし、Yahoo、ebay、Amazon関係者などが今年も順当に上位ランクインしていて、IT系は儲かるなぁ。…もしかして、石油や重工業系の経営者に比べて所得隠しとかに関心がないだけ、という可能性もある。なにしろイラク戦争で収益を40パーセント延ばしたベクテルの経営者親子がそろって87位で、資産が去年より減っているというあたりとか、非常にうさん臭い。
 その他、有名どころではナイキのフィル・ナイトが22位、「ヘッジファンドの帝王」ソロスは24位。News Corp.のルパート・マードックが27位(メディア王と称されつつ実はヴァイアコムのサムナー・レッドストーンの20位に負けている)、NY市長のブルームバーグ34位など。
 あと、各自お金の主な出所が「ソース」として書かれているのだが、ジョージ・ルーカス(60位)のソースがルーカス・フィルムじゃなくて「スターウォーズ」だったのがちょっと受けた。ちなみにスピルバーグ(74位)のソースは"Movie"。けっこういい加減だな、オイ。
 ITとならんで儲かりそうなバイオ系は意外と少なくて、352位のPhillip Frost氏と234位のPatrick Soon-Shiong氏ぐらい。どちらも製薬で稼いだお医者さん。