月下の廟墓

India keen to open Taj for night viewing
 「世界で最も有名な愛のモニュメント」の350周年を記念して、夜景のための公開が計画されている。ウッタル・プラデシュ州政府は最高裁に公開の許可を求めた。年間900万人を集める壮麗なモニュメントは、セキュリティ上の理由のため約二十年前から裁判所によって夜間の公開が禁じられている。州政府はタジ・マハルを満月の前後、月にだいたい5日間公開する予定(満月の下のタジ・マハルの美しさは語りぐさになっている)。
 ※タジ・マハルはウッタル・プラデシュ州アグラ郊外にある白亜の廟墓。ムガル朝第5代皇帝シャー・ジャハーン(在位1628〜58)が1631年に36歳で亡くなった愛妃ムムターズ・マハルのために建造した。タージ・マハルとは「マハルの王冠」の意味。