有機農法は野生動物に優しい

Organic farming better for wildlife
 Biological Conservation誌に発表されたEnglish Nature鳥類保護王立協会の調査は、有機農法は野生動物にいいと結論づけている。
 鳥、コウモリ、虫と野生の植物などを比較した結果、普遍的とは言えないまでもかなり一般的に、有機農法でつくられている農園のほうが、絶滅の危惧のあるヒバリを含む多様な動物種の個体をより多く含んでおり、生物多様性が高いことが立証された。理由は人工的な肥料と農薬を使わないことに加えて、生け垣や溝、小池といった耕作地でない生態環境を調和的に管理することと、有機農法が畜産と耕作を混合して行うという一般的な傾向の三点にある(※ 逆に言うと、これらの要素を含んでいない大量生産型の「有機農法」ではダメってことですね)。