Appleから生まれるPodCasting文化

ネット音声をiPodで聴く『ポッドキャスティング』
 要はRSSフィードで更新される情報に従ってMP3ファイルなどをダウンロード、それをiTunes経由でiPodに移して聞く、ということですね。Mac OSXであればiPodderXというソフトを使って、iPodder.orgのDirectoryからRSSフィードを入手するだけで、何度でも聞けるラディオが手に入る感じです。
 しかし、新しい文化をつくるきっかけになるというのはAppleの真骨頂ですね。そしてこれ、やろうと思えば自分でもできるわけですね。目の前にマックがあればとりあえず録音してMP3に加工することはたやすいわけで(オープニング・ミュージックぐらいはGarageBandでつくって!?)、それをサイトにアップしてXMLを書く(あるいはブログソフトを使って自動更新するように設定する)だけ。…まぁ、見方を変えれば自分にコンテンツがないのがバレバレになる時代であるとも言えますね。
 ただ、アメリカだと元々コミュニティ・ラジオが非常に盛んで、インターネット・ラジオもその延長線上で発達してきたという側面はあるわけで、著作権法の体系も(論争はありつつも)そういう零細ラジオに配慮した形になっている。一方日本では、90年代からそういうものの必要性が叫ばれつつも、なかなか普及しないのが実情であるし、著作権法なんかも面倒くさい。コンテンツ立国を目指すならそのあたりも考えたほうがいいですね。
【余談1】 わたしのサイトでAppleStoreのアフィリエート認証が通りました。覗いてみてください。ってことで今日はApple記念日(笑。
【余談2】 一部で話題沸騰U2によるiPodの宣伝iTunesミュージックストアで2分間ヴァージョンが聞けます。
【追記】 追加情報ということで、「PodCastのススメ」、書いてみました。