【お知らせ】大阪大学オレンジショップ サイエンスカフェ(6)「映画&トーク "Words on Water"で見るナルマダ・ダム問題」


第6回
サイエンスカフェ@オレンジショップ 
「映画&トーク "Words on Water"で見るナルマダ・ダム問題」
  http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/115

日時: 2008 年1月9 日(水) 18:30〜20:30

場所: CSCDオレンジショップ(豊中キャンパス 基礎工学部J棟1階)
    下記キャンパスマップの17番と27番の間の建物です。
    http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター

お問い合わせ先:
 春日匠(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター
 メール stc[at]cscd.osaka-u.ac.jp (※[at] を@ に変えてください)
 電話 06-6816-9494 ファクス 06-6875-9800

申し込み方法:
 どなたでも参加いただけ、参加費は無料です。当日、直接会場におこしください。

【内容】
 地球温暖化をはじめとした環境問題が注目されていますが、第三世界の開発と環境問題は切っても切れない関係にあります。第三世界の人々が先進国同様の大量消費型の生活に移行するならば、地球環境の悪化はより速度を増すことは明白です。しかし、先進国が「我々と同じことをするな」と要求するというのも不可能な話です。
 かつて、先進国は第三世界の生活水準の上昇に貢献するためとして、数々の開発援助を行い、ダムや道路の建設を手助けしてきました。これらの多くが、環境や地域住民に深刻な被害を与えているとして、現在、その多くのプロジェクトで先進国や国連機関の融資が撤回や凍結される傾向にあります。しかし、中国やインドを筆頭に高度経済成長を果たした第三世界は自分たちの経済力でこれらのプロジェクトを推進できるようになってきています。
 こうした問題の象徴的な存在であるインド中部のナルマダ・ダム問題について、Sanjay Kak監督の"Words on Water"を見ながら論議することで、地球規模の環境と開発の問題を考える機会に出来ればと思います。

 ※映画は英語ですが、簡単な解説を日本語で行います。