本日のついったー


  • 08:35 さっき書きそびれましたが、「大知識人」は別に哲学者など人文・社会系研究者とは限らなかったと思うんですよね。たとえばアインシュタイン湯川秀樹は明らかに「大知識人」として振る舞っていたし、ワトソンやモノーもそう(まあ、ワトソン氏はあんまりロールモデルにはならないけど…)。 #
  • 08:36 要するに、最近の科学者がホールをいっぱいにできないのは、彼らが自分の専門についてしか語らず、「人々が疑問に思っている、あるいは懸念している様々な問題について、ある専門性を極めた立場から議論し、政治的な結論に介入する」ことをしなくなったからでしょう。 #
  • 08:37 茂木さんが科学者として「正しい」かは別として、そういうふうに社会的な価値に係わるような議論を避けないところが注目されたり尊敬されたりしているんではないですかね。 #
  • 08:38 なので、ライトライヴリーフッド賞のような、「価値を扱う」賞にはもちろん様々な議論があり得るし(ワトソンであれば鼻で笑うだろうし)、当然(ノーベル平和賞同様)後付で見ればスカもあるわけですが、それについてちゃんと議論し、なぜスカがスカだったのかも含めて議論するという姿勢が重要。 #
  • 08:40 そういう意味で、科学コミュニケーターですら、ソーシャルなヴァリューを議論するシステムについて知識も関心もない、という状況はいかがなモノか、と思うわけです。…と最後はちょっと知らなかった人に批判的にw #
  • 08:41 ちなみに「オルタナティヴ・ノーベル賞」と呼ばれる賞は自称他称含めて各種あって、なかにはたいそう立派な名前が付いているのに怪しさしか感じられないものもあったりするので、そのへんは注意していく必要があります。 #
  • 08:43 あと、まぁ、学者の「生き残り戦略」としては、「社会的な発言を逃げない(アンガージュする)知識人」にならないというのは利口だと思いますよ。そういうポジションへの信頼は日本のみならず世界的に失墜傾向にあるし、人文系の知識人ですらそういう方向性を維持できなくなっていて、 #
  • 08:44 たぶんお金にもつながらないし、個々人の生き残り戦略としてはまったく寄与しない。(ただ、大学や学問の社会的責任という議論は別途残るし、それをどうするかという議論はもっと必要。個々人の努力に還元していい問題ではない) #
  • 13:30 コペンハーゲン(2) (tinyurl.com/ybdzak7) #
  • 15:28 本日はデンマーク技術委員会にて World Wide Views の事後会議。事後とは行っても、気候変動枠組み条約の締約国会議はこれからなので、ある意味でこれからが本番です。 #
  • 18:22 デンマーク技術委員会にて会議中。 flic.kr/p/75KBNT #
LoudTwitterを使って転載。